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House in Mizuho interior

House in Mizuho

名古屋市の閑静な住宅街、風致地区に建つ住宅です。緑化地域、建ぺい率30%、高さ制限などの厳しい規制に加え、隣地との高低差も大きく、約4mの宅地造成擁壁の施工から計画が始まりました。

建ぺい率30%という限られた建築面積のなかでは、居室をできるだけ大きく確保するため、廊下などの移動空間を極力減らすことが一般的です。しかしこの住宅では、面積効率だけを優先するのではなく、玄関を開けると正面に中庭が広がり、各室からも緑を眺めながら家の中を回遊できる構成としました。一見すると余白にも見える渡り廊下をあえて設けることで、移動する時間や視線の変化そのものを楽しめる、数字だけでは測ることのできない空間の豊かさを目指しています。

中庭は造園家との協働により、多様な樹木や草花に加え、水が循環する池を設けました。ダイニングからは四季によって変化する緑とともに、水面の揺らぎや水の流れを感じることができ、都市の住宅地でありながら自然を身近に感じられる環境をつくっています。

また、それぞれの部屋には異なるコンセプトとインテリアデザインを与えています。素材、家具、照明、設備に至るまで、施主との度重なる打ち合わせやショールームでの確認を重ねながら一つひとつ選定しました。住まい全体を単一のスタイルでまとめるのではなく、それぞれの空間に個性を持たせながら一つの住宅として調和させることで、施主の暮らし方や価値観を反映した唯一無二の住まいを目指しました。

Type: Architecture / 建築設計

Use: House / 住宅

Location: Nagoya, Aichi / 愛知県名古屋市

Date: 2026

Photo: Keiko Chiba (PIECE)

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