2018年05月14日 Architecture, Diary, Travel
今年のゴールデンウィークも岡山に帰省してきました。
その合間に、豊島へ行ってきました。
急に決め、日帰りだったので、多くは廻れませんでしたが、幾つかに。
まず、島に着いてからすぐに、昼食を『海のレストラン』で。
ここは以前に岡山でも訪れたレストラン『Via Pace』の姉妹店で設計も同じCASE REALさん。
コンセプチャルな波板のアーチの軽快さ。
青空と海原、赤茶のコンクリートとのコントラスト。
とても心地よいレストランでした。
そして、そのすぐ横に最近完成した、一棟貸しのホテル『ウミトタ』を外からだけですが、少しだけ見させていただきました。
テキスタイルで人気の皆川明さんのディレクション、SIMPLICITYの緒方慎一郎さんが設計というすごいタッグによる作品。
螺鈿細⼯の外壁はミナ・ペルホネンのテキスタイルの様な独特のテクスチャーで、
時間が経過するとさらに良くなりそうな建築。
一度泊まって、じっくり体感してみたい、素敵な建物でした。
そして、メインは西沢立衛さん設計の『豊島美術館』です。
残念ながら、GWで来館者が多く、入館するのに2時間近く待たなければならなく、また帰りのフェリーの時間もあり、
何時間でもいられそうな素晴らしい空間に数分しか入ることができませんでした。
しかし、数分でもとても気持ち良く、また来たいと思える建物でした。
今回も建築の力を体感でき、リフレッシュできた休日でした。
豊島へのアクセスや島内で動き回る手段は限られており、もしこれから行かれる方は、
事前にしっかり計画されることをお勧めします。
特にGWなどの大型連休は。
基本、フェリーやバスは島内の住民の方が使われる前提なので、本数はとても少ないですし、
旅客船は乗れる人数も限られているので、早めにチケットを買わないと乗れない可能性もあります。
その日も、チケットが買えなかったり、1時間に1本のバスに乗れない方が多くおられたので。。。
名古屋市を拠点に住宅、店舗、クリニック等の設計を行う『イクスデザイン』
http://www.iks-d.jp